大久保『コットン大久保』

白と赤の絶妙なバランスの内装

デザインされた棚にいくつもの洒落乙な置き物

いままでとは違う空間に案内され、担当のセラピストと会話をする

こんな素敵な空間なのに…

僕はやはり変・タイなのでしょう

化阪神の助平アンテナが鬼太郎の妖怪アンテナのように反応してしまいました

「コットン大久保」

一つの空間に一つのベッド

常に一対一の世界を演出するコットンちゃんのスタイルはやはり好きだ

(´Д`)

今度は大久保か…

しかも高層のタワーマンション?

ホテルもあるの?

的な…

僕のような助平が入り込んでいいものか?

しかし、とにかく興味がある

今度のコットンはどんなものか…

90分15Kが+20分で110分15K

スレンダーというよりグラマラススリムというスタイルのS嬢

ERフェロモンが黒い施術服から静かに漏れだしている

広いお部屋でお着替え

コットンちゃんでは珍しいT紙Pをはき、浴室へ

すでに湯舟にはお湯がはってあった

「どうぞ…」

普段、シャワーばかりの僕

お風呂につかるのは久しぶりかもしれませぬ
(´Д`)

冷えたカラダが温まる

心まで温まる

「湯加減はいかがですかぁ?」

ふむふむ
(´Д`)

武将にでもなった気分

「お背中流しますね」

浴槽の中で洗ってくれる…

生まれて初めての行為…

いや、もしかしたら産湯以来…?

もちろん憶えてはいないが、僕の本能がこの優しいセラピストちゃんに何かを求め始めたようだ…

浴室からでると、いつもの紙Pが置いてある

濡れてしまったT紙Pを脱ぎ捨て、いつもの紙Pを装着した

大きなベッドに横たわり、仰向けーナで部屋を眺めてみる

机…

椅子…

鏡…

その他の小物までこだわった丁寧な空間作り…

「では、よろしくお願いいたします」

産湯から上がりたての赤子のようにS嬢をなまめかしく眺め、そして甘え求めた

「よ…よ…よろてぃくB」

デコルテからの開始はコットン共通

あの西川史子似のU先生から奥義を伝授されたようだ

しっとりとした手の平に僕のカラダが吸いついていく

その吸いついた手の平が、カラダを滑らすように移動し、強弱をつけながらリンパを流してくれ…

愛しさを残しながらカラダから離す手の平が、僕に問いかけているようだ…

「私を求めているのでしょう…?」

デコルテから首スジ、ヒザの裏やくるぶし周り、そしてコマネチライン

リンパというリンパを流しにかかり、カラダ中の老廃物を動かし始めた

「やあ!」
「あ、ゲンキくんだ」
「ホントだ!ゲンキくんだ!」

僕の頭の中に、光に包まれた「GENKI」が現れた

「ゲンキくん、今日も元気になっちゃうの?」
「そうだよぉ、今日も元気になっちゃうよぉ」

「ホントだ!何だかカラダが元気になってきた!」
「そうだろぉ、元気だろぉ」

O…

Oh…

……

F…B…K…

「お疲れさまでしたぁ」


(゜ロ゜)

幸せの時間というものは早いもので…

夢から覚めた僕はシャワーを浴び、温かいお茶をすすった

「夜景が綺麗なんですよ」
「ホントだ…、NEO TOKYOのようだ…」

「えっ…?」
「NEO…TOKYO…」

遠くに見えるスカイツリー

エステの新時代が幕を開けそうだ…

大久保「コットン大久保」でコットンツリー