【ダイエット飲料のからくり?人工甘味料でデブになる秘密おしえます】
お医者さんによっては、カラダとダイエット飲料(あるいはサプリメント)の関係について「琵琶湖に石を投げ入れるようなものである」と評しています。
つまり、その全貌が医学的(科学的)に解明されていないもの(人体や琵琶湖)に、ダイエット飲料とかダイエットサプリを投入したところで、全体に影響はないでしょう(痩せないでしょう)ということです。
さて、人気の人工甘味料が入っているダイエット飲料を飲んでも、痩せないし、逆に太るという説について、今回はご紹介したいと思います。
●なぜ「ダイエット」飲料が太るの?
ダイエット飲料には、ご存知のように、理論値上太らないとされている人工甘味料が入っています。たしかに、ふつうの飲料水を飲むよりも糖分の摂取量は少ないものです。
しかし残念なことに、人のカラダは、糖分を蓄える性質を持っています。これは太古からあるカラダの性質です。
昔は、毎日マンモスを狩ることができたわけでもなく、効率よく農作物や生ものを保存できたわけでもないので、食べられない日がありました。そういう日があっても飢え死にしないですむように、カラダは糖質を溜め込むと言われています。
現在、ダイエット甘味料を摂取すると、それは糖質ではないので、摂取したものをカラダはエネルギーに変換することができません。よって、ダイエット甘味料以外のもので、糖質を得て、エネルギーをつくるようにカラダは作用します。
つまり、ダイエット甘味料以外のものからカラダはエネルギーを得る必要が出てくるので、
「食欲が増進することになってしまう」ということです。
●カラダの特性を知ろう!
実際に、アメリカの大学で10年に渡って行われた追跡調査によると、ダイエット甘味料を愛飲する人は、そうでない人に比べて、約7割近くもウエストが太くなったとする研究結果が出ています。
冒頭にも述べたように「ああすればこうなる」という素人的な発想では、思うようにダイエットはできないかもよ! ということです。
ではどうすればいいのか?
ダイエット甘味料もけっこうですが、自然のうまみを味わいながら「適量」を食べるというのがいいのかもしれません。
自然のうまみを追求すれば、それは精進料理に代表される「薄味の」料理になります。こういうものを「よく噛んで食べましょう」と言う専門家がときどきいますが、このへんのご意見が、まだまだ未知の世界である人体にとって「わりと的を得ているダイエット法」なのかもしれません。