毛穴が大きくなるってウソ?「毛穴美人」のつくりかた

今回は、皮膚科のお医者さんに聞いた、ちょっと意外な「毛穴のウソとホント」についてご紹介しましょう。

●毛穴は小さくならない?
毛穴は年齢やスキンケアによって、大きくも小さくもならない。これがホントのことのようです。
年齢とともに、毛穴が大きくなってきているように感じる。こういうことをアラフォー女性がときどき言いますが、これは肌がたるんできたので、一見、毛穴が大きくなった「ように見える」だけのことで、毛穴じたいの大きさはずっと変化しないそうです。

つまり、身長がある意味では生まれつきのものであるように、毛穴のサイズも生まれつきのものだということです。よって「身長をケアする」とは言わないのとおなじで「毛穴をケアする」という言い方も、どこか言語矛盾である……と、お医者さんは言っています。

●というわけで、ではニキビとは?
ではニキビはどういうメカニズムで生まれるのか? についてお話をしましょう。ニキビはカンタンに言えば、毛穴に皮脂が詰まることが原因で生まれます。
生まれつき小さい毛穴しか持っていない女性が、大量の皮脂を出せば、毛穴が詰まってニキビが生まれます。
逆に、マンホールくらい大きな毛穴を持っている女性が、大量の皮脂を出したところで、毛穴が詰まる確率は低いので、そういう女性はニキビ肌になりにくいとのことです。

●毛穴美人のつくりかた
毛穴のサイズは生まれつきのものなので、毛穴パックをすることで毛穴が大きくなるということはありません。
しかし先に述べたように「大きく見えてしまう」ことはあるので、逆に「小さく見せること」も可能です。
ポイントは「肌をたるませないこと」と「顔を強くこすらないこと」です。

顔の肌のたるみを解消しようと思えば、顔のマッサージをする、顔の筋肉をほどよく動かすことです。

顔を強くこすらない。これに関しては、毛穴が黒いからこすろうと思う女性もいるかと思いますが、鼻の穴が光の加減で黒く見えるのとおなじで、こすったからと言って、毛穴が極めてクリーンになることはないのです。

「肌をたるませないこと」と「顔を強くこすらないこと」。この2つが毛穴美人になる秘訣だと、皮膚科のお医者さんは言っています。

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